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領土問題だけどね

A「領土問題がすごいねえ。」

B「当然ながら、自民党政権下からあった問題なんだけど、日本の経済力と中国や韓国の経済力は格差が大きかったからであって、結局アメリカとの安保の問題や政権交代と政権がすぐぐらつくということがスキを与えているのは事実なんだよね。これだけ首相がコロコロ変わるんだったら、海外から見たら天皇しか見なくなるということも一面ではありえるわけだし。」

A「勇ましいことを言ってきた人が首相になったら、国内の政局でお腹痛くなって首相やめちゃった人もいたね。外交なんてもっと大変なんだけど。」

C「しかし、結局、この問題、煽りたい連中はパラノイアだし、被害妄想狂だから、ここを取られたら次はここ、そして最後は国が乗っ取られるって煽り立てるんだが、そんなシンプルな問題じゃないだろ。」

B「まず、韓国については、韓国という国家のやっていること、とかつての戦争についての清算は当然分けるべきだろう。というか、共産党の志位が日本政府は戦争のことをきちんと反省するまで竹島問題について話すな、というのはある面で正解なんだよな。国士気取りの連中には刺激的な言葉だが、たぶん志位はそこまで考えていないんだけど、やはり日本の問題はあの戦争を美化する層が厳然と存在し、また、だからこそ国家としてあの戦争の総括も何もしていないという見立てがあるわけで、もっと言えばアメリカの下にいるという中で敗戦のルサンチマンがあるということを見透かされているんだよね。特にこれは日本人だけではないかもしれないけど、損切りが下手でしょ。サンクコストという意識がなさすぎるし、お勉強代という発想も少ない。だから、悪化してもズルズル引きずるんだ。反省もなく。で、集団の中の個々の意見を聞けばおかしいと思っていても、ずんずん進んでしまう。損だってわかっていてもね。ダム建設でも原発でもそうでしょう。こういった意識と戦争の美化は当然どこかでリンクしているっていうのは海外から見れば誰が見ても明らか。という中で戦争を国として総括してしまうというのは戦略的に中国や韓国に歴史問題、つまり戦争については何も言わせないということができる可能性があるわけ。領土問題と分けるべきというのは分けるべき。じゃあ、戦争問題はどうするんだといえば、美化してますじゃあ、おいおいってなるわけ。さっさと片付けたほうが戦略的にもいいんだよ。」

A「しかし、そうしたらますます向こうはもっと謝れとかエスカレートするんじゃないのか」

B「いや、そもそも美化している層や、逆にまったく戦争のことを知らない人がこれだけいるという層の存在が問題であって、謝るとかではないんだよ。東京裁判というのは、まあこれを批判するとなると、ホントはポツダム宣言の第10項を承認しないというわけで、実際問題でいけばそれはできないだろう。だからこそ日本として何をすべきか。きちんと自国で総括する姿勢と美化するような層がもっと少なくなれば、ある程度の効果は出せるわけだし、この戦争問題と領土問題を分けることができれば、もっと違う戦略もとれる可能性がある。もっと言えば、中韓だけではなく欧米でも日本人はあの戦争をどう考えているのかわからない怖さってあるんだよね。例えば靖国神社の遊就館に欧米人を連れて行ってみればわかるけど、びっくりするからね。遊就館史観といえるかどうかはわからないけど、ああいった考えが一部のものか一般的なものかというところで測りかねている点があるだよ。実際。もちろん前提として、どこの国だって自国の歴史は美化する傾向はあるし、そういうことは理解できるんだけどね。」

C「ああ、そういうことね。問題は例えば東京裁判史観批判だとか、東京裁判は勝者の判決だとか、いろいろ言うけど、具体的には、じゃあどうするのか、ということがないわけだよね。例えば客観的にきちんとあの戦争はなんだったのかと国として総括する場を作ろうとも思わないわけだし、逆にそこまで東京裁判を認めたくないならポツダム宣言を棄却ということも主張しないし、しようともしない。海外にも言わないわけで、日本語で国内向けで書籍なり記事なりコラムなりを書いているだけ、ということは海外にもその窮状を訴えようとは思わないわけだよね。となると、家の中でブツブツ文句や不平不満を言っている、あるいはそれで国民を煽る、ないしは煽ることで儲けようとするとしか考えられないよ。」

A「つまり言いたいことがあるなら英語なり外国語でどんどんアピールすべきだろうけど、あの戦争の時の宋美麗のような海外の世論を動かせるようなスポースクマンもいないというのも問題もないわけで、下手したらどんどん日本の状況は不利になるわけってことかな。アピールしない、そしてアピールできる人がいない。これって英語を喋れればいいというものではないからね。向こうの世界のある程度の層と付き合えるなんらかのパワーがいるわけで、いちサラリーマンで英語ができるから、愛国心でもっていろいろ、って言ってもネットだろうけど、そこでつぶやいてもダメなんだよね。となると何がしたいのかが明確ではないわけで。」

C「本気でアピールしたいのかというところが疑問なんだけど。なんか負け犬的な感じで不平があっても外では言わず、家にこもるイメージなんだよな。実際問題。」


B「実際にフィナンシャル・タイムズの8月25日ではJapan, China and their ‘history problem’という記事が出ているが
「全ての根には、戦争中の日本のふるまいと、日本が自分たちの行いについて正しく悔い改めることができていない(と近隣諸国は見ている)問題がある。」と書かれているわけで、要するに、そういう見立てが海外にはある。これは中韓にあるのではなく、海外すべてが「そういう懸念があるよね」と言っているんだよ」

C「確かにネットをみれば、南京事件はなかっただとか、従軍慰安婦問題、重慶爆撃、931部隊から朝鮮併合や台湾運営などに関し、日本は良いことをした、悪いことはしていないというような見立てが多いわけで、実際問題、そういう発言をする人がどんどん当選するような政治の世界を含め、近隣のみならず欧米からも疑念の目で見られているのは事実だろう。たぶん、日本のスポークスマンとしてソニーの盛田昭夫がいた時代こそ、海外からみた戦後の日本というイメージがあったものの、あれも石原慎太郎と出した本によって、完全に逆に見られてしまった経緯がある。じゃあ、今の時代海外からみて、スポーツマン以外で誰がいるんだろうか。村上春樹くらいか。」

B「不思議なのは、そこまで日本は良いことをしたという人が誰ひとり海外にアピールできていないという。つまり国内向けの商売なのか。少なくとも従軍慰安婦問題にしても韓国うんぬんというよりアメリカでの政界での情報をどうするのか、ということだってあるわけよ。強制連行がなかったって日本の政治家が日本人に向かって言ったってしょうがないでしょ。
もっといえば、そういう人の中で核兵器を持とうと発言するわけで、欧米からは危険視されているよね。これ、されないのはさっきのソニーの盛田の件で、だけど大きい問題にならなかったといえるのは経済力がある程度あったからなんだよね。だからこれからはわからないんだよ。5年後あたりになったら極東のならずもの独裁者というイメージの政治家がトップの国になっちゃうかもね。実質、核兵器持ったら明るい未来だって信じているんだったら、隣の独裁者国家見てみればわかるだろうに。所詮核兵器もってもあんなもんよ。」

A「独裁者ってどこかの国が後ろ盾になるから、そうであってもアメリカとなれば、どうなんだろうねえ。」

C「アメリカはアメリカのいいなりになるんだったら独裁者の方が国の運営がラクだから、いいんだろうけど。でも親米の顔して心は反米でしょ。つまり、アメリカからみたらフセインもビンラディンも最初はアメリカが支援したんだけど、ということでいろいろ分析するんだろうね。」

A「とにかく、戦争の問題をさっさと解決させることは相手の言いたいことを一つ削ぐわけだから重要だよね。そこは理解できた。」

B「例えば竹島を奪還するために軍事衝突できるのかといえば、領土であっても施設権がないから米軍は動いてくれないわけで、だからといって米軍は韓国との提携もある。しかも日韓が軍事衝突となれば北朝鮮や中国がどうなるかということもあるだろうし。米国としてはなんらかの介入をするだろうけど、それは日本に良い結果になるかどうかはわからない。となると在日米軍を置いている意味ってあるのかよって日本人がますます反米、反米基地に傾くよね。そうなると、さあアメリカはどうなるだろうか。本質的にはサイダーの瓶という意味合いも実は持っているし、それだけではなく北朝鮮やロシア、中国に向けた東アジアの拠点でもあるわけだし。それがオセロのように一気になくなっちゃうのはどうなるか。」

A「そもそも実効支配されているところを取り戻し、実効支配しているところを奪われないようにするというのは片方のやり方は、もう片方と整合性なり、益たりえるかということがあるってわかっているのかなあ。方ほうでとった戦略がうまくいったとしても、別の島では、そのAという戦略を相手にとられたらまずいわけでしょう。」

C「そうなんだよな。それをメディアどころか政治家も整理できているのかねえ。」

B「北方領土についても、ヨーロッパからソ連の参戦についての情報は詳細に、なおかつ迅速に入っていたのに情報が共有もされなかったっていうこっち側の問題もあったわけだし、千島列島とはなんぞやということも議論されていないわけで、要するに、あの戦争は原発事故と同様で、なんだったのか、そしてどうしてそうなったのかということがなさすぎているわけだ。
そりゃあ学者等はやっているでしょう。ただ一般的には学者でもないいわゆる何でも屋的な評論家がよく調べもせずに書いたりしゃべったりすることが一般化しているということかなあ。」

A「話は戻るけど、尖閣はもともと日本が実効支配しているんだから、あそこに入国管理局を作っちゃうとか、いろんな手があるよね。というか、尖閣はもともと琉球政府のものだから、そこが明確化すればいいだけで、琉球は中国なんて中国が言いだしたら、そりゃあ無理筋なのは明らか。というより、もともと中華思想では領土とかの境界は明確ではないからこそ、台湾と中国が肩を並べて尖閣に対しては一致団結しているけど、近代国家としての国境線という意味では台湾と中国を揺さぶることは可能だろう。あとは向こうの運動家を日本の裁判にかけて、中国国家の民主化批判させるとかね。韓国に関して言えば経済的不安と国内格差、そして北がいつ崩壊するか、あるいは戦争になるかというストレスと中国の経済大国化は日本より中国大陸が近い韓国はもっとヒステリックになるだろう。裁判は韓国は利がないから乗ってこない。じゃあ自衛隊を出すのかといえば、それもどうか。となれば、竹島を分断?あるいはシルミド作戦のような民兵的なものでおこなうのか。」

C「シルミド作戦は無理でしょう。」

B「いやあれは犯罪者だから無理であって右翼的な発言している若い人は多いんだから、彼らは命をかけるでしょう。1年特訓すればいい。」

C「いや、無理だよ。彼らは参加もしない。それに仮に参加して、なおかつ成功してもその後が怖いよ。銃をもった彼らをどう国内でおさえるか。」

A「まあ、実効支配している島にはナショナリスト然とした連中はいくけど、なんで竹島とか北方領土いかないのかね」

C「そんなのパフォーマンスだからだよ。言っていることは国家に命を捧げるようなことを言っているけどウソだよ。だからシルミド作戦なんて無理。死して屍拾うものなしって言ったら逃げるんじゃないの?」

A「となると、どうなんだろうねえ。」

B「まあ、フィナンシャル・タイムズのさっきの記事だと、「唯一の長期的な解決は、EUのような何らかのアジア政治共同体を作ることだろう。」ということなんだけど、無理だろうという記事に終わっている。ただ、思うんだが、どうせそうなる、つまりアジア連合のようになっていく、というのであれば、日本の経済力が強く、また円が強く、次の大震災がこない、そして高齢者がもっと増え人口が減っていく前段階でイニシアチブを取るというのが現実的なんだろうけど、日本人の政治家にしろ、みんな無理だろうねえ。気がついたときは・・という状況かもしれない。まあ、それならそれでいっぺん鎖国してみりゃわかるんだけどねえ。言葉の問題もあるんだろうけど。」

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テーマ : 領土・領海・・経済水域 - ジャンル : 政治・経済

Tag : 愛国心 原発 政府 安全 領土 尖閣 日中 日韓

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